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2012年10月31日

東のキャロル西のファニーカンパニー

東のキャロル西のファニーカンパニー
桑名正博さん追悼。


1970年代、東のキャロル、西のファニカン(ファニーカンパニー)と、言われた時代があった
まだ、よちよち歩き程度の、生まれたばかりの、日本のロックシーンを、引っぱった2代バンドということだ。
東のキャロル、は、言うまでもなく、矢沢栄吉、ジョニー大倉のいる、キャロル
西のファニカンは、桑名正博Voの、大阪ブルースベースのロックバンド、ファニーカンパニーだ。
この、『東のキャロル、西のファニカン』という言い方は、当時、確かに聞いた記憶がある。
ラジオのDJとか、音楽雑誌のルポライターとか、東のキャロル、西のファニカン・・・という、表現をしていた。
そのくらい、この日本のロックンロールを、二分していたってことなのだろうか?
そこらへんになると、「そのとおり!」と、言えない。





じゃ、高山市は、キャロル一色だったような気がするし、キャロルのレコードを持ってたやつは、たくさんいたけど、ファニーカンパニーのレコードを持っていた奴は、俺の知る限り、まわりにはいなかったね。
ここからは、想像ですが、じゃ、西の九州や四国は、ファニーカンパニーなのか?っていうと、いや、キャロルだったと思う。
逆に、大阪では、キャロルは、人気なかったのか?っていうと、そんなことはない。
その当時の、キャロルは、革ジャンリーゼント&バイク不良少年たちから、全国で、絶大な支持を集めていた。
だから、『東のキャロル、西のファニカン』というよりも、『日本中のキャロル、大阪のファニカン』ってのが、正解のような気がする。
しかし、大阪の人々は、ファニーカンパニーを熱狂的に支持していたと思うよ。
なんていうんだろ?
大阪って、独特の感覚ってのがあって、大阪の匂いのするバンドマンを、彼らは見捨てないと言うか・・・・例えば、憂歌団、例えば、上田正樹、例えば、もんたよしのり、なんて、完全に大阪バックボーンだしね。
独特の大阪の匂いってやつ、ブルースっぽいっていうか、夜明け前の港っていうか、まあ、うまいこと表現できませんが、大阪ブラッドですね。
当時、ファニーカンパニーも、大阪のオーディアンスに支えられたバンドだったんだろうね。
その、リーダーが、桑名正博さん。


東のキャロル西のファニーカンパニー





でも、実際、桑名正博さんを、知ったのは、『セクシャルバイオレッドNO1』だった。
で、印象に残っているのが、アンルイスさんとの結婚離婚
それにまつわる、テレビリポーターとのやりとり、いや、やりとりっていうか、喧嘩だったね。
「・・・こら、お前、今、なんて言った?お前ら、なんぼのもんや?この、ボケ・・」みたいな、桑名節。
おもしろかったです。
俺も、当時、レポーターって、嫌な感じだったから、梨本氏はまだいいとしても、須藤氏とか(知ってる?)嫌いだったから、「・・・この、ボケ!」とか言ってくれると、うれしかったです



59歳ってのは、早い気がするね。
60代の、ブルースってのも、味があるような気がするし、桑名さんも、もっと、やりたかっただろうし。
でも、苦しみながら、あと3年生きるより、スカッと行っちゃったほうが、彼らしいし、ロックンロールだし。



彼の、ご冥福をお祈りします・・・・・。











東のキャロル西のファニーカンパニー

東のキャロル西のファニーカンパニー




BYナリハラ
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Posted by PSPスタッフ at 09:53│Comments(0)
 
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