PROJECT of PASSPORT

「あと、1週間・・・あと3日・・・やっと明日・・・やった給料日！」
「ふ～やれやれ、これで何とか、1ヶ月、生きてゆける・・」


誰が考えたのか知らないけど、『お金』って、すごいよな。
お金によって、人の優劣が判断されるし、お金によって、時には殺人だって起こる。
お金によって、『偽りの愛』は買えるし、お金のあるなしによって、安心か不安かが決まる。
お金を、追い求めて、俺達はあくせく働き右往左往し、ため息をつき、胸をなでおろす・・。
「これで、なんとかなる・・・」と。



人生で、始めてもらった給料はうれしかったね。
確か、90000円だったかな？
腹ペコだったんで、ラーメン屋行って、味噌ラーメンの大盛りとビールを頼んだ記憶がある。
翌日は、車にガソリンを満タンに入れ（当時はℓ145円だったような記憶がある）、タバコも1カートン買い、カップヌードルも10個くらい買い込み、そうそう車の借金も払い、あとなんだかんだと支払い、おいおいあと50000円かよ？と、ショックを受ける。
そして、不安を抱えたまま、残りの28日を過ごす・・・。
まさに、ハングリー。
希望はない。
しかし夢は持つ。
逆に夢がないと、やってられない。
「いつか・・・ステーキ食ってやる・・」的な、低レベルの夢。
まあ、いいじゃん、夢はなんでもいいよ。




しかし、みなさん、ほっとしませんか？
給料日だと。
穏やかになりませんか？
お金が入ると・・・。
いいすね・・・給料日。



育ち盛りの子供を持つ、お父さんお母さんへ・・・。
確かに現状は、あまくないし大変でしょう。
お父さん方が、勤務されている会社の業績によって、がんばっても給料カットもあるでしょう。
これは、お父さん方のせいではない。
これは、日本、大きく言えば世界の経済情勢に、大きく左右される事柄であり、その中で最善を尽くすお父さん方を非難しちゃいけないよ、お母さん、そして子供たち。
浜田省悟の曲に『アイアムザファーザー』っていう曲がある。
大して地位もない一人のお父さんが、家族のために、地面にこすれるくらい頭を下げて、仕事をする・・・というないようです。
実感できる歌です。
こんなお父さん方が、ほとんどだと俺は思う。
だから、お母さん方も、非難しないで。
まずは「がんばり」を、心から称えましょうよ。
「なぜ、こんなに少ないの！」と、言う前に、「家族のためにありがとう、お父さん」と、心から言いましょうよ。
まずは、そこからスタートです。
子供が70点をとったとする。
「なんで、80点じゃないのよ！」と言わず、「よく70点とったわね」と、評価しましょうよ。
まずは、努力をたたえましょう。
その、お母さんの態度で「よし、がんばるぞ」と、思えるでしょう。
お父さんは、給料がカットされれば、それだけで相当なショックです。
そのうえ、家に帰って、ボロ雑巾みたいに扱われれば、行き場がない・・・。
「俺の、生命保険はいくらだったっけ？」などと、考え出す。
死ねば、楽になるのか？・・・と。

まあ、上記の例は、一般的なお父さん方の例です。


働きもせず、家にお金を入れないお父さんは、論外です。
お母さんが、収入の柱の場合も、該当しません。


まあ、お父さん、給料日の夜くらい、スナックへ行っても、罪じゃないぜ。


スナックに行くより、「早くお母さんの顔が見たい」って思えれば、ベストだろうけどね。


「かみさんの顔見たくない」っていうお父さんは、スナックのお姉さん方がやさしくしてあげてください。
彼らは、行き場がない戦場を、逃げ惑う兵士のようなものです。
ほんと、マジで、やさしくしてあげてほしい・・・。















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