QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 4人
プロフィール
PSPスタッフ
PSPスタッフ
オーナーへメッセージ
Sponsored Links

スポンサーリンク

この広告は一定期間(1ヶ月以上)更新のないブログに表示されます。
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
  
Posted by at

2010年04月29日

CLUB1981




1981春・・・。


俺達は高校を卒業した。
これで自由だ!
自由とは?
パチンコ行っても、飲みに行っても、ポルノ映画行っても、ストリップ行っても・・・とりあえず、補導されない、という名の自由。もう、ビクビクしなくてもいい!!
こりゃサイコーだ。
悪くないぜ!
この瞬間を、ず~と待っていたんだぜ!とりあえず、街を、くわえタバコで歩いてみた。
「どうだい?誰か俺を捕まえてみろよ?捕まえれるものならば・・・」


俺とI君とS君は、けじめでもある『卒業ライブ』を決行した。
どんなふうだったかっていうと・・・こんな感じでした。
http://projectstaff.hida-ch.com/d2008-06-02.html




4月になると、俺達はバラバラになる。
I君は、某食品メーカー。
S君は、陸上自衛隊。
俺は、家具屋。
これから先、一体どうなってしまうのだろうか?」などという心配なんてこれっぽっちもない。
『疲れ』など感じない。
どんなことでも楽しいと感じる。






そんな3月の終わり。
俺達は、名古屋のA君のところに遊びに行った。
「こうやって、A君のところに行くのも、最後かもしれないな」と、I君。
「また、盆とか正月とか、集まれるさ」と、S君。
「今度は、車でも乗って・・・」と、俺。
JR(当時は国鉄)に揺られながら、多少アンニュイな空気になったも事実だ。
みんな、『このまま、遊びほうけていたい!』と、思っていた。
『仕事なんかしたくない!』と、思っていた。
『年なんかとりたくない』と思っていた。
みなさんも、思いませんでしたか?





A君は、飲食店を任されるくらいになっていた
A君の店は、名古屋市金山にある、喫茶店(ブルーホワイトって店名だったっけ?)。
俺達3人は、この店に入り浸り、漫画読んだり、最新式のインベーダーゲームしたり、そんなことしながら、A君が店を終わるのを待っていた






そこに、店主(オーナーというべきか?)、がやって来た
俺達も、何回か会ったことがある、その人物は、『森のくまさん』みたいな顔をした人で、けっこう面倒見が良かった。
それまでも、何回か、ご飯をご馳走になった。



「こんにちは、お久しぶりです」と、俺達3人は頭を下げた。
「お~、元気か?」
「はい」
「お前ら、卒業したのか?」
「はい・・・まあ、なんとか・・」
「そうかそうか、そりゃお祝いしなくちゃな、ハハハ・・・」
オーナーは、店の奥にある、事務所?に入っていった。






この、オーナーについて少々・・・
正直、彼は『SMマニア』だった。
「SMマニアなんですか?「はい、そうです」などと、会話したわけじゃない。
店の2階が休憩場所になっている畳部屋で、俺達もよくそこで、たむろさせてもらったけど、そこの本棚に『SM雑誌』が、何十冊と並べられていた。
「これ、誰の本?」と、A君に尋ねると、「オーナーの本」と、答える。
「オーナーって、SMマニア?」と、俺。
「たぶんな、いや、俺も本当のところは知らないけど・・」とA君。

1年ほど前、オーナーは、高山に帰る俺達にこう言った。
「ちょっと、買い物をして、俺の住所に送ってくれないか?」と。
「いいですよ、もちろん、何を買えばいいんですか?」と、俺達。
赤い、大きくて太いロウソク5本」と、オーナー。
「・・・わかりました・・・でも、名古屋にだって、あるんじゃ?・・・」
飛騨のロウソクじゃないとダメなんだよ・・・」
「・・・・・はい・・・・・」
このとき俺は確信した
オーナーは、完璧にSMマニアだと。
ちなみに、飛騨のロウソクが、SMプレイに適しているかどうかは、さだかではない・・・・。






その夜・・・。
「オーナーが、キャバレー連れていってくれるってさ、よかったな・・」と、A君。
「マジかよ!やってもいいのかよ?」と、S君は喜んだ
「いや、やべーよ、無理だろ、ちょっと、経験的に、そりゃ、ちょっと・・」と、ためらうI君
「なあ・・・キャバレーってどんな感じなの?・・」と、俺はA君に問いかける
「まあ、具体的に言うと、なまち○触れる、なましゃ○してくれるし、そのまま出してもOKだし、そうそう、なま○○を触っても舐めてもOK、こんなとこかな?」と、A君。
さすがA君はいつも大人である。
「やれねえのかよ?」と、S君。
「やれねえよ、けどスゲーぜ」と、A君。

「いや、ちょっと無理だ、いくらなんでも、キャバレーはちょっと・・・」と、内向的なI君
「そりゃ行きてえけど・・・・自信がいまいちない・・・」と、意気地なしの俺
「どっちにするんだよ?」と、A君。
「こんなチャンスは、めったにない、行こう!」と、前向きなS君
「待てって、やめたほうがいいって・・」と、慎重なI君
「行きてえけどな・・・なんか、怖えな・・」と、素直な俺、素直でしょ?

結局、すったもんだの末、キャバレー案は流れた
そして、それに変わって、『クラブ』に、連れて行ってもらうことになった。
オーナーのおごりであることに変わりはない。
クラブだと、なまち○、なましゃ○、なまま○○、はない。
女性が、横に座り、お酒をついでくれて、お話をする
多少、酔った勢いで、腿をタッチすると、「ダメですよ、お客さん・・」と、かる~くたしなめてくれる。
と、そんな場所。
俺達は、「クラブのほうでお願いします!」と、オーナーに頭を下げた。
「おー、じゃ行くか、卒業祝い・だ・が・ね(名古屋弁)」と、オーナーは言った。





オーナーの後に続いて、禁断の扉を開けた・・・。






「お兄さん、いくつなの?」
「・・・・20?かな?・・・・」
「大学生?」
「・・・・ええ・・・まあ・・・・」
「学校はどこなの?」
「・・・名のるほどの、学校ではないんで・・・・」
「お酒は、いつもどのへんで飲んでるの?」
「・・・・そこらへんで・・・その・・・なんて言うか・・・」
「屋台とか?赤ちょうちんとか?」
「・・・そうです・・・たぶん屋台・・・だったりして・・・」



会話はまったくはずまない。
まともに、横についた女の人を見れない。
ビビッている。
でも、ビビッていることを、悟られたくない。
タバコをくわえると、ライターで火をつけてくれる。
「すいません」と、頭を下げる。
「いいのよ」と、横の女性は微笑む。
『早く出ようよ!』と、心の中で叫ぶ。
しかし、その叫びは届くはずもない。


オーナーとA君は、リラックスして、肩に手をまわしたりして、楽しくやっている。
I君とS君は、なぜか猫背になっている。
俺は、ホステスの胸元をチラッと見る。
胸の谷間が見える。
香水の香りが漂う。
しかし、何をどうしていいのか?、何を話していいのか?、どうとりつくろえばいいのか?
「私の胸大きいでしょ?」
「・・・いや・・・見てないですよ、俺・・・」
「別にいいのよ、緊張しないでね」
「緊張なんかしてないですよ・・」
「フフフ・・・、リラックスして」
「・・・・はい・・・・」





ダメだこりゃ。
もし過去に戻れるならば、昔の俺を殴ってやりたい







帰りの車の中・・・。
「どうだった?楽しかったか?」と、オーナー
「ありがとうございます」と、律儀なI君
「興奮しました」と、HなS君
「また、行きたいです」と、心にも無い事を言う俺
「オーナー、こいつらじゃまだ無理ですよ、あと1年くらいたたないと」と、A君。
「そうか、まあ、何事も経験・だ・が・ね(名古屋弁)、ははは・・」と、オーナー。







高山に帰り、数日後、俺とI君は、高山駅でS君を見送った。
「じゃな」と言って。
翌日、俺はI君も見送った。
「またな」と、言って。
そして、一人になった。
俺は、荷物をまとめた。
明日は俺の番だからね。






1981年春・・・・。




天気は穏やかであり、俺達は自由を手に入れた。


『大人』としての自由を。




そして、『大人としての自由は甘くないよな・・』と、感じていた。






みなさんも、そうだったんじゃないですか?







BYナリハラ  
Posted by PSPスタッフ at 13:56Comments(1)

2010年04月28日

STRIP1980



1979年夏休み




友達のI君とS君が俺の部屋に来た。
彼らは、名古屋の飲食店で働いているA君のところに、遊びに行った帰りだった。
真夏のクソ暑い太陽がじりじりと照りつけてはいたが、俺の部屋には扇風機しかない。
俺とI君とS君は、その風を奪い合うようにして、代わる代わる扇風機の前に立っていた。
あっちーぜ・・・マジで・・・」と、言いながら・・・。




俺達は17歳になっていた。




「名古屋どうだった?おもしろかった?」と、俺。
「まあまあ」とI君。
「暑かった」と、S君。
「なんか、おもしろいことなかったの?」と、俺。


なぜ、俺は彼らと一緒に遊びに行かなかったのだろうか?
だいたい俺達3人はいつもつるんでいた。
俺だけ、一緒に行かなかった理由がいまだに思い出せない・・・。


「どっか行った?」と、俺。
「・・・そうそう、ストリップ行ったよ」と、I君。
すごかったな、ストリップ・・・。全部見せたぞ・・・」と、S君。
「一緒に、行けばよかったのによ・・・」と、I君。
「お○○こ、丸見えだったぞ!・・」と、S君。
二人は、笑っている。
でも、俺は笑えない。
なぜか、悔しい・・・。
なんで、あいつらだけ、ストリップ行って、俺だけ仲間はずれなんだよ・・・。』と、そんな思いが交差する。
俺は、若干、すねる
「・・・あ~そう・・・へ~・・・よかったじゃねえか・・・」的な言い方になっていく。
「おい、すねるなって、次、名古屋行ったとき、A君に連れて行ってもらえばいいだろ?」と、I君。
「すねるなよ・・・。まあまあ、タバコでも吸って・・・」と言って、S君は、俺の唇にマイルドセブンをくわえさせ、100円ライターで火をつけた。
I君とS君の優越感
俺の、やるせない気持ち・・・




その夜、名古屋のA君にも抗議の電話を入れる。
「なんだよ、きたねえよ、お前らだけでよ・・・」と、俺。
「しかたねえだろ!あいつらがストリップ見てえって言うんだから・・」と、A君。
「俺だけハチかよ・・・」
「わかったよ、次連れてくから、な?」
「絶対だぞ」
「わかった、わかった、じゃ、冬休みに来いよ」
「先が長いな・・・」
「・・・お前よ・・・」
「・・・・ん?・・・」
「よっぽど、ストリップ見てえんだな・・・」
「・・・うん!・・・」





と、そんな感じで、2学期になった。
I君とS君は、ときおり俺をからかった。
「いや~、ストリップよかったね~・・あれ、行ってないの?」ってな具合に。
もう俺は、すねてはいない。
それほど子供じゃない
「教えてください」と、素直に頭を下げ、ストリップダンサーがどのように、衣装を脱いで行ったかを、レクチャーしてもらった。
人間は、素直じゃなくっちゃね・・・





余談になるけど、俺とI君とS君は、バンドを組んでいた
S君はドラム。
I君はギターとボーカル。
俺はベースとボーカル。
3人で、バンド練習して、終わってから3人マージャンして、どっか遊びに行くのもだいたいこの3人。
そうそう、だから、『俺だけストリップ行けなかった・・』ってのが、若干ショックだったのだろう・・・。



1980年冬・・・。



残り少ない、冬休み・・・。
お正月を通過した関係で、お金は多少あった・・・ラッキー。
俺達3人は、汽車に乗り込む。
JR(当時は国鉄か?)で、名古屋に着くと、A君が出迎える
「さて、ストリップ行こう」と、俺は切り出す。
「・・・う~ん・・・まあ、明日でもいいじゃん・・・」と、A君。
「パチンコ行こ、パチンコ」と、S君。
「腹減ったな、メシ食に行こ」と、I君。
なんか、みんな、ストリップに乗り気じゃない
なぜだ?







そして翌日。
「なあ、ストリップ行こ・・・」と、俺。
「・・・俺は、いいわ・・・」と、I君。
「・・・俺もパス・・・」と、S君。
「5000円だしな・・・高いよな・・・やめようよ、ストリップ・・」と、A君。
なんだよ!話が違う、約束したじゃねえかよ!」と、俺。
「一人で行けよ」と、A君。
一人じゃ怖い」と、俺。
「・・・う~~ん・・・、じゃ、行くか?」と、A君。




余談になるが、A君は、俺らと同い年ながら、すでに社会人であり、SEXも経験していて、「いまさら・・・なんで・・・ストリップ?・・・」と、いう感じだったのだろう。
やさしいね・・・A君。




I君とS君はパチンコ
「じゃな、健闘を祈る」と、言って見送ってもらった。





場所は、鶴舞劇場(今でもあるのか?)
俺はA君に連れられ、禁断の扉を開けた・・・。





赤、青、緑、のスポットライト・・・。
客席にぎっしりのおっちゃん達。
BGMは演歌。
足もとに転がる、缶ビールの缶。
たばこの煙の充満。
・ ・・・・・・・・・・・。





「どうだった?」と、A君。
「・・・う~ん、なんか・・・いまいちだった・・・」と、俺。





俺の母親とまでは、言わないまでも、それに近い年代の踊り子さん
「は~い!どうぞ!」と言って、股を広げるポーズ。
おっちゃん達も、じゃんけんで勝った人がステージに上がり、下半身すっぽんぽんに。
それを、口や手で、射精に導く踊り子さん。





「な、わかっただろ?」と、A君。
「・・・うん・・・ストリップは、まあ・・・いいや・・・」と、俺。






その夜、A君のアパートで、朝までトランプして遊んだ。
17歳の少年には、やっぱりトランプがよく似合うみたいだ。
「よし俺の勝ち!」「なんだよ、おめー、きたねえ手使いやがって・・」
などと、笑い声に包まれたトランプゲームのほうが、すごく楽しかった。







しかし、おもしろいもので、のちのちストリップシーンを思い出すと、俺は勃起した。
数学とか国語みたいな、くだらねえ授業の時は、特にそうだ。
そんなに、いいイメージは残ってないのに、なぜか・・・たつ





まったく、やっかいなものだ。






『行ってみないとわからない』
よく使われる言葉だが、俺はストリップで、そのことを学んだ。
『行ってみないとわからない』
『やってみないとわからない』
『付き合ってみないとわからない』
経験して、体感して、はじめてわかる意義や意味。




はずしてもそれはそれ・・・。



若い頃の過ちなんて、サッカーでできた切り傷みたいなもの。




ありがとうストリップ劇場




その場所から、多くのものを学んだ







BYナリハラ  
Posted by PSPスタッフ at 09:45Comments(0)

2010年04月27日

ポルノ映画1979



1979年春・・・。


俺と友達のI君は、高校2年になろうとしていた。
つかの間の春休み、俺達は、どっちかの部屋で寝転び、おぼえたてのタバコをふかし、『JAPAN』『チープトリック』『ロッドスチュアード』などのレコードを聴いていた。
早い話が・・・・だった・・・。
外は、春のいい天気なのに、俺たちにはやるべきことがない。
ただ、だらだらと、何の目的もなく、おもしろくもない冗談を言い合い、顔を見合わせ、せせら笑いをする。
そして、どちらともなくこう言う。
「なんか、おもしれえことないかな~・・・。」と。
しかし、おもしろいことなんか、そう簡単にみつかるわけもなく、ただひたすら、だらだらと・・・。





少年時代は誰でもそうだと思うけど、「おもしろいこと」が、転がってきそうな気がする。
しかし、人生はそうそう甘くはない。
「おもしろくするため」には、自分たちで、なにかしらの行動をしなくちゃいけない。
誰も、俺達なんかに、「はいどうぞ、おもしろいことですよ、これは・・」などと言って、浮き輪を投げてはくれない。
「日々をおもしろくするには、行動をしなくちゃならない・・」と、16歳の少年二人は、考え出していた。




「なあ、ポルノ映画見に行かねえ?」
さんざん悩んだあげく、『行動』するために、選んだ事がこれだ。
『ポルノ映画を見に行く』
とまあ、情けないように思うかもしれないけど、当時としては『すばらしい目標』だったんだ。
『高速道路無料化』に、匹敵するような、すばらしきテーマだ。






なあ、ポルノ映画見に行かねえ?」と、俺。
「いいねえ~、ポルノ映画!けど、やばい、補導されちまうぜ」と、I君。
「捕まらないようにするにはどうしたらいい?」
「う~ん、富山とか岐阜とか行って、見るとか・・・」
「それだと、汽車賃がかかる」
「時間もかかるしな」
「てっとり早く、ポルノを見るためには?」
「う~ん・・・」




俺達は考えた。
青春には、目標が必要だ。
その、目標が、日々をよりよいものにする・・・うんうん・・・。






変装しよう」と、I君。
「例えば?」と、俺。
「ようは、高校生に見られなければいい。作業服に作業帽子、作業靴、これだったら、立派な労働者階級だろ?」
「なるほど、それだったら、オヤジのものがあるから、すぐにそろえれる」
「チケット売り場でこう言うんだよ、『大人2枚』って」
「もし、あやしまれたら?」
「そんときは・・・・」
「逃げる・・・」
「例えどっちかが捕まってもな」
お互い、チクらないようにしようぜ
「もちろん・・・だって、友達だろ?」
「・・・うん・・・」




と、こんな感じの会話が交わされ、2日後に決行された。




映画館は、安川通りからちょいと入る、京極大映
日活ロマンポルノ3本立て。
たしか・・・「赤い教室」ほか2本





俺とI君は、作業服に作業靴(工業高校なので、とりあえず持っていた)、帽子は作業帽がなかったため、普通のCAP、俺はダウンタウンブギブギバンドみたいなサングラス、I君は、ジョンレノンみたいなサングラス
かえって目立つような気もするけど、しかたがない。
時間は止まらないし、やめる気もない。
目的に向かって、がむしゃらに突き進むのが、『青春』である。





俺達は映画館に向かって歩き出す。
そして一回、通り過ぎてしまう・・・。
「おい!なにやってるんだよ!入るんじゃねえのかよ?」と、I君。
「わりいわりい・・・今度こそ!・・・」
再び映画館へ・・・。
「・・・大人2枚・・」
「はい・・・あの、ポルノですけどいいですか?」と、窓口のおばちゃん
「・・・はい・・・」と、俺達。
『ポルノですけどいいですか?』と言う言葉に、いささかビビッたものの、後戻りはしない。


何回も言うが、目的に向かって、がむしゃらに突き進むのが、『青春』である。


俺達は、禁断の扉を開けた・・・。






休憩時間のトイレ・・・
俺達は、並んでしょんべんをしようとしていた。
しかし出ない・・・。
俺はI君の、ち○こを見ると、カチカチで上を向いている。
もちろん、俺もだ。





俺達は、館内では、離れて座った。
なぜならば、もし片方が捕まった時、もう片方だけでも逃げられるようにだ。
そして、1本目のポルノ映画が終わると、「トイレで落ち合おう」という、作戦にしていた。
なんて、綿密に練られた計画だ。
すばらしい・・・。



「やべえ・・・しょんべん出ねえよ・・・」
「・・・なんか、他のものが出そう・・・」
そう言い合って笑った。
トイレに別のお客が入ってきたので、笑いを殺した。
別のお客は、さっさと済ませ、出て行ったけど、俺達のしょんべんはとうとう出なかった・・・。





こうして、俺達は、映画館を無事出られて、「じゃな・・」と言って別れた。




ポルノ映画の感想自体は特にない





確かに興奮しただろう
そりゃそうだ。
大きなスクリーンで、女の人が、裸でベットシーンを演じるのだからね。
しかし、それを上回る、「捕まるんじゃないか?」という恐怖。その、ドキドキ感が、性的興奮を上回っていた。


なにはともあれ、俺とI君は、目的を決め実行した
そう、それこそが重要なんだ!
目的を決め、行動することが重要なんだ。




春休みが明け、他の奴らに「俺、ポルノ映画行った・・」と言うと、「マジかよ~」てな感じで、ヒーローになった。
俺は、得意げに、みんなに作戦のあれこれを教えた。
何人かの奴らは、その後、行ったみたいだった。



俺達は、もうすぐ、17才になろうとしていた・・・・。




BYナリハラ  
Posted by PSPスタッフ at 09:11Comments(2)

2010年04月21日

欲望と無欲



記事テーマとしては固いですが、内容はいたってやわらかいので、よろしく。


みなさんは、どうなんでしょうか?
何が今欲しいですか?『車』『アクセサリー』『海外旅行チケット』『彼氏』『子供』『家』『ブルーレイ』『ビンティージのジーンズ』『お金』・・・・。
なるほど・・・。
抽象的な意見としては・・・『地位』『名誉』『部長としての立場』『・・会長としての優位性』『彼は偉い人だ・・という、お褒めの言葉』。
性欲的意見ならば、『尽きることのない性欲』だったり『若さ』だったり・・かな?
ずばり『愛人』がほしい、かもしれない。




何かが欲しいという思いによって、文明は進化し、葛藤が生まれ、需要と供給の折線グラフの接点をみいだした企業は、BIGチャンスにトライする。
こうやって、地球はまわり、人間の欲望は、尽きることはない・・・。
これは、いいことだ。
だって、『何かが欲しい』と思って、がんばって仕事したりするからね。




俺も昔はいろんな物が欲しかった。
ギターも、スニーカーも、ジェームスディーンみたいな革ジャンも、4WD車も・・・。
誰かが持ってると、「いいな~」と思い、財布を開け、「残念」と、ため息をつく。





しかしどうだろ?
ここ最近、「どうしてもこれが欲しい!」と、あまり思わない。
『1Q84』だって、確かに欲しいけど、別に『すぐ』ってわけじゃない。
幸いにして、本屋でバイトする、ご親戚に「プレゼント」していただいたので、「ありがとうございます」と、なりましたが・・・。




一体何が欲しい?
『安心』か?
『保障』か?
なんか、保険ぽくて、嫌だね~。



そろそろ、スニーカーの靴底が減ってきているんで、買ったほうがいいのだけれど、別に来年でも問題ない。
シャープなスーツも、『ぜひ欲しい』ってわけじゃない。
あればあったで、OKですが。





友達が欲しい?
うん、友達はいつの時代も必要だ。


結果が欲しい?
うん、例えば、PROJECT of PASSPORT で、良いライブが何回も行われましたよ・・・という、結果が。


が欲しい?
ノーコメントです。


輝かしい未来が欲しい?
もちろん、しかし、何をもって、良い未来と言うのかが問題だ・・・。



う~ん、何が欲しいんだろう?

タイムマシーンが欲しい!未来には行かない。
だって、未来はないかもしれないから。
過去に行って、数々の失敗を回避したい。
「おい、お前さ、甘いよ、ちゃんと考えろよ・・」と、言いたいね。



俺は、無欲な奴より、欲望でギラギラした奴のほうが、すごいと思う。
そして、そんな奴らが、この物資社会を、構築していくのだろうな?と、思う。



やっぱ、固い内容やな・・・・。





“二番街サーカス”

泰蔵 氏 の企画がPASSPORTで!!

《act》
〇774
〇THE BULLET CABARET (tokyo)
〇二馬力
〇BLUE VALENTINE (tokyo)
〇PANッ!
〇泰蔵
《DJ》 kimmy dolce

2010.4.24(sat)

OPEN 18:30 START 19:00
ADV 1000yen DOOR 1500yen
↑↑↑
お間違えのないように!! 









BYナリハラ  
Posted by PSPスタッフ at 05:34Comments(0)

2010年04月18日

妄想 MORE SOUL VO3

妄想 MORE SOUL
このライブは、10周年を迎えた、KUPPY’Sが主催する、ライブです。
VO3と言うことは、もう3回目になるんですな~。
長いね~KUPPY’S・・・。




このライブ、俺も出してもらった関係上、パソコンうつ手が、疲れで震えています・・。
ちょいと、年がいもなく、はしゃいでしまいまして・・・。
動悸 めまい 震えが若干・・・。
リゲインですよ、リゲイン・・・こんな夜はリゲイン。
24時間闘えますか?
アホか!
闘えるわけねだろ
人間は、適切な睡眠、休息、エネルギーの補給がないとさ、たぶん死ぬんじゃねえかな?
どうだろ?




まあ、しかしさ、音楽って、バンドっていいよね~。
それぞれのバンドが好きなように、思うがままに、ステージでパホーマンス。
正解不正解なんてないんだよな。
わが道を行く・・・・GOING MY WAY



すきにやりゃいいさ。
ね。


と、そんな、夜でした。



からくりプラグ・・・さちこ、もんきち、みなっちの不動の3人。なんだかんだいって、けっこうキャリアが積み重なって、中堅のいきだよね?彼女たちって、お世辞抜きで、人間的に『いい子』なんですよ。それが、音に現れるって言うかさ、いや、本来の性格は知りませんよ、俺も。でも、『いい子』そうに見えるって言うかさ。休止なの?そのわけは一体?また、復活してね・・・からプラ!!









エレキ一発・・・今回は、J-ROCKの歴史を切々と。スライダースとかレッドウォーリアーズとか。えらかったけど、気持ちよかったな~。メンバーサンキュね。いまだにドラムの本名がわからんけど、勤務先は『ヤクルト』です。みなさん、彼に、注文してあげてください。「ヤクルト配達頼む」とか。で、彼の名前が、わかんないんだよな~。









KUPPY’S・・・もう、大御所ですね、KUPPY’S。とにかく総勢10人くらい?管楽器あり、メイン&サイドボーカルあり。わしみあり。野村あり。とまあ、多彩ですよ。おだてるわけじゃないけど、リーダー西倉氏の統率力っていうか、統率できない状態っていうか・・・いいバンドですよ。競技に例えるとカーリングとか言いましたが、「女子カーリングは、奥が深い!」と、とある奴が言っていました。奥が深いぜ!KUPPY’S!










打ち上げ!!
酒うまかったね~。



俺も、とにかく、楽しかったし、疲れたし、おもしろかったし、酔っ払いました~。


音響と、主催と、KUPPY’S!リーダーの西倉くん
君が、一番大変だね。
君のがんばりは、きっと歴史が証明するだろう。
ガダルカナル海戦で、戦った兵士のように
でも、どうして死んだんだ?西倉!
西倉上等兵に敬礼!!



“二番街サーカス”

泰蔵 氏 の企画がPASSPORTで!!

《act》
〇774
〇THE BULLET CABARET (tokyo)
〇二馬力
〇BLUE VALENTINE (tokyo)
〇PANッ!
〇泰蔵
《DJ》 kimmy dolce

2010.4.24(sat)

OPEN 18:30 START 19:00
ADV 1000yen DOOR 1500yen
↑↑↑
お間違えのないように!! 








BYナリハラ  
Posted by PSPスタッフ at 02:39Comments(6)