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2010年09月07日
Guitarist海外編



Guitarist海外編です。
昭和でいうところの40年代、海の向こうから聞こえてくるロックは、当時の中学生、高校生、大学生達を、完全に虜にしてしまう。
「なんじゃこりゃ?」って感じで。
ナショナルのラジオから、「土井まさるのポップスNO1」が、始まると、全米チャートをにぎわせているロックが、AM電波に乗って、少年たちの耳に届いた。
4畳半の畳部屋で、しきっぱなしのせんべい布団。
タバコはハイライト、眠気覚ましのネスカフェインスタントコーヒー、布団の下には平凡パンチ、「OH!モーレツ」のポスターの女の子、学生運動用のヘルメット、そしてトランジスタラジオ・・・・そんな時代。
そりゃ、ロックは刺激的だったろう。
目を閉じて、アメリカやイギリスを想像しただろう。
情報が乏しい分、想像するしかない。
昭和の夜を切り裂く、エレキギターの音を頼りに・・・・。
1970年代、三大ギタリストという呼ばれ方をしたギタープレーヤーがいた。
ジミーペイジ、ジェフベック、エリッククラプトン。
ほんとかよ?
と、誰もが思ったけど、まあ音楽マスコミがこぞって言うんだからしかたがない。
ミュージックライフ(音楽専門誌)に、載っている写真なんか見ると、ジミーペイジなんて神がかり的オーラがあった。
なんか教祖みたいな感じかな?
彼のバンド、レッドツェッペリンのレコードも、当時のロックが詰め込まれていた。
絶対弾けない・・・と思った。
かと、思えば、「天国への階段」という曲では、アコースティックギターで忘れられないギターメロを弾き、後半泣きのギターソロでグイーンとくる。
すげ~・・・と、多くの少年たちは思ったことでしょう。
こりゃ、ギター持っても、絶対追いつけない・・・と、思ったことでしょう。
しかし、日本人はあきらめない。
練習、練習、コタツは入って、ハンテン着て、練習 練習。
ここらへんが、日本人のえらいとこだよな。
俺が、中学校の時でも、音楽通の奴が、レッドツェッペリンの「ブラックドック」とか、弾いてたもんな。
もちろん、下手だし、坊主刈りだし、ソックスに穴あいていたけど、一応弾いたもんな。
エリッククラプトンの「レイラ」って、名曲があるんだけど、この曲を弾いていた友達もいた。
二村くんって言うんだけどさ、遊びに行ったら、赤のレスポールがあって、「どうしたの?」って聞くと、「通販で買った」と言う。
「お金は?」と聞くと、「月賦(げっぷ)」と言う。
今で言う、ローンです。
一週間後に、また遊びに行くと、なんと「レイラ」のイントロ弾いてた。
俺は、びっくりした。
二村くんは、『2-D 二村』と、書かれたゼッケンが縫いこまれた、よれよれの体操着のまま、「レイラ」のイントロを弾いていた。
しかも、イントロ以外は、弾けない。
顔は勝ち誇っている。
「どうだ、僕は、クラプトンなんだぜ・・」と、言わんばかりに・・・。
俺は、二村くんの、自己暗示力に、脱帽した。
まあ、二村くんはさておき、70年代ロック少年にとって、ギターはステイタスだった。
どうしようもない、弱虫が、いい車を買ってアクセルを踏むと、自分が強くなったように思う。この感覚に、非常に似ているね。
ギタリストの、偉大さとか、テクニックとか、スケールとか、三大ギタリストレベルになってくると、まったくわかんない。
言われるまま、へへーい・・って感じです。
海外ギタリスト、たくさんいるんで、みんなすごいです。
で、みんな、かっこいいです。
金髪だし、顔小さいし、しなやかな指さばきだしね。

インパクト的には、チープトリックのギタリストかな。
なんか、お笑い系のキャラで、親しみがあるんですよ。
チープトリックってバンド、ギターがお笑いユニーク系で、ドラムがデブの親父系、ボーカルとベースが良い男系 ってことで、非常に個性がはっきりしていて、おもしろかった。
「ドリームポリス」「サレンダー」なんかがいいね。
海外の一流ギタリストをお手本に、70年代の少年たちは、せっせと練習した。
2010年、いろんな人が、けっこう弾けちゃうんだね、これが・・・。
ほんと、日本人は偉いよな。
うまいやつ、いっぱいいるものな。
プロよりうまい、アマもいるしね。
ギタープレイは、これからどこに向かうのか?
乞うご期待やね。
ちなみに、レッドツェッペリンの「天国への階段」、俺もちょっとだけ弾けます。
後半のギターソロになったら、口でごまかします。
BYナリハラ
Posted by PSPスタッフ at
01:00
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