2008年11月26日
GS ~1968~

きのう、夕方のニュースでGS(グループサウンズ)の、復活ライブを特集してたよ・・・見た?
ブルーコメッツ、ダイナマイツ、ワイルドワンズ・・・などなど。
みなさん、いい感じで、年とってね。
客席も、団塊の世代の方々がぎっしり・・・。
いいよな~、俺、そおゆうシーンとか見ると、「なんか、いいな~」って思うよ。
みんな、それなりに年齢を重ね、仕事や家庭で苦しさを味わい、「もう、死んでしまおうか・・・」と思い、でも生きて、60歳になり、若い頃に好きだったGSに再び声援を送る・・・なんて素敵なんだ!
1968年はGS(グループサウンズ)の年だった。
と、偉そうな、知ったかぶり、をしているかもしれないけど、当時幼稚園児の俺でも覚えている。
俺の4歳上の姉の影響で、白黒TVからは常にGSが流れていた。
何はともあれ、『タイガース』だった。
俺の記憶が正しければ、日曜の夕方6時から、タイガースの番組やってたよ。
ちなみに、六時三十分から『トッポジージョ』だったと記憶。
言える範囲で言うと、俺の姉の『タイガースのジュリー』に対する熱の入れようは、半端じゃなかった。
叫ぶ、泣く、こたつの周りを走り回る、裸になる・・・など・・・いいのかな?まあ、いいか・・・。
とにかく幼稚園児の俺は「グループサウンズはすごいんだ・・・」と、深く心に刻んだ。
西のタイガースに対して、東のテンプターズ。
ジュリーに対してショーケン。

ね、なんか、やばい感じしない?
これは、俗に言うところの、ビートルズ対ストーンズの図式に良く似ている。
優等生のタイガースに対して、不良のテンプターズ。
タイガースが明治チョコレートのイメージキャラクターならば、テンプターズは森永のイメキャラ。
タイガースファンは明治チョコレートしか買わないし、テンプターズファンは森永しか買わない。
71年かな?
ジュリーとショーケンは、『PIG』というバンドで、ダブルメインボーカルだったね。
不思議なもので、このバンド、まったく評価されずに、1年くらいで解散しったけ。
その後、ジュリーもショーケンも、俳優、ボーカリストなどで、独自のスタイルを確立し、俺らの世代の『よき兄貴分的存在』だったかな。
だって、かっこよかったもん、二人。
マフラーの巻き方、タバコの吸い方、ポケットに手を突っ込んで歩く姿・・・・などなど、参考にさせていただきました。
話をGSに戻しますが、堺まさあき、井上順、かまやつといえば、スパイダース。

このバンドは、早くから、自分たちでオリジナルを作り、音楽的には一番だったかもしれない。
それと、MCでみせる、堺まさあきと井上順の『漫才的トーク』が、すごくおもしろく、GSにお笑いを持ち込んだ唯一のバンドかな?
今まで、いろんなバンドが日本で生まれてきたけど、原点はここにあると俺は思うよ。
1968年は、TVではGSと、3億円事件が猛威を振るっていた。
幼稚園児の俺は、早くカラーテレビが欲しいと願っていた。
BYナリハラ
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Posted by PSPスタッフ at 12:00│Comments(0)