2008年11月05日
小室哲哉

まずは、びっくりした。
「小室哲哉が逮捕されたよ・・」と、人から聞き『大麻?』かなと、勝手に想像はしたものの、それがお金に関することだったので、さらにびっくりした。
勝手なイメージだけど、彼は『一生涯、お金に困らない』とゆうように見えたから。
わかんないものだな・・・と、思う。
1990年代は、まさに彼の時代だった。
彼は、ボーカリスト、プレーヤー、ではなく、プロデューサーというポジションで、時代を作り上げた。
安室、TRF,グローブ、篠原・・・そうそう、ダウンタウンの浜ちゃんとも絡んだね『HEY HEY HEY!時には起こせよムーブメント!・・・』。
いい曲だったな。
この、プロデューサー的ポジションは彼だけじゃなく、例えば『秋本康』が『おにゃんこクラブ』を手がけたように、『ツンク』が『モーニング娘』を仕掛けたように、自分は表に出るのではなく、裏方として、戦略を考え、マーケットをリサーチし、楽曲を提供し、衣装からコマーシャリズムまで企画実行する。
それがヒットすれば、時代は動く。
一つの文化の成立だ。
当然、お金は入る。
しかも、俺たちじゃ想像すらできないお金がね。
まったく否定する気もなければ、むしろ「すごい!」と、素直に思うよ。
そう、『うらやましい』って、ことか。
単純に言うならばね。
しかし・・・・。
捕まったから、言うわけじゃないけど。
一つの疑問が・・・・。
『彼は楽しんでいたのか?』という疑問が・・・。彼は、仕事に追われて、常にヒットチャートを気にして、高額納税者のランキングを気にして・・・・いたんじゃないかな?
そして、『俺が失敗するはずはない』と、たかをくくったのかもしれない。
だから、ありとあらゆる贅沢をし、様々な事業に先行投資し、結果、借金が残る・・・。
前も言いましたが、まったく否定しません。
彼はすごいよ。
しかし、ここでジョンレノンのお話を。
彼は、ビートルズ解散後、マーケットやFANを無視した音楽を作り続けた。
今でこそ「イマジン」「マザー」「ラブ」「ゴット」にしても、今にして『名曲』だけど、当時は彼の音楽に否定的な見方も多かったように思う。
もっと『わかりやすいラブソングを…』とゆう意見が多くを占めていたと思う。
しかも、奥さんのヨーコが子供を出産するのを機に、音楽活動を中断。
理由は『俺は子育てがしたい・・・』とのこと。
ジョンは、世界に媚びず、どう思われようが『関係ない』って感じだったのかな?
しかも結局収まるところは『家庭』という、ロックミュージシャンとはかけ離れた場所だった。
ジョンと小室さんを比較するのもどうか?と思うけど、小室さんは、90年代に、本当に音楽を楽しめたのかな?
それが、ひっかかってしょうがない。
BYナリハラ
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Posted by PSPスタッフ at 12:00│Comments(5)
この記事へのコメント
お久しぶりです。テレビのニュースなどで小室氏の逮捕が報道された時に最初に頭に浮かんだのが、このブログでした。「セクシャルハラスメントシリーズ」が続く中、そろそろ来るぞ、絶対に来るぞ!と…何が?ってタイトルが「小室哲哉」ってね。一言で言えば彼はの情けない転落人生!って感じだよね。成功するのは良いけど、大金持ちになり過ぎるのも良く無いね。僕ねぇ、彼は絶対に何かやらかすだろうと…たぶん薬物とか?って昔から予想してたんだけど詐欺罪とは予想が外れましたね。
Posted by 古川やんちゃ at 2008年11月06日 15:48
どうもはじめましてです。
と言うかナリハラさんには以前、結構お世話になった者です。
どう名乗ればいいんかな?
バンドマンだったのは昔々のはなし。今は練習小屋のオーナーに落ちぶれております。
SUPER NOVAとかYAMANEKOさんの大家さんってところです。
さて、私はモロにTMネットワーク世代なもので。今回の事件はなんとも複雑と言うか、おもしろくない気分です。
私のi-podにはTMの曲が今でも数え切れんほど入ってるし、TMが無かったら自分が音楽にかかわることもなかったかもしれん。
TM以後のプロデュース作品は、私としてはまーーったくどうでもいいんだけど。
やはり同じことを考えるんです。彼はなにをやりたかったんだろう?って。
音楽がやりたかっただけのはず。それがビジネスになって、おかしいことになって。
「売れないバンド」こそが純粋で居られるかってーと、それは話のすり替えだと思う。
プロデューサー時代は特に、海外の新しいシーンに真っ先に目をつける先物師?的な印象があって。時代を読む嗅覚は最高なんだろうけど、あんまり良い気はしなかったかな。
今回の事件で、成功した人の没落を叩くムードはいただけないけど。
結局私にとっては、小室氏はミュージシャン。プレイヤーなんですよね。
そもそも著作権、ってものが売り買いされるのは気分の良いものではないです。
ボウイのベスト版とか、未だに売りまくってるもんなー。
と言うかナリハラさんには以前、結構お世話になった者です。
どう名乗ればいいんかな?
バンドマンだったのは昔々のはなし。今は練習小屋のオーナーに落ちぶれております。
SUPER NOVAとかYAMANEKOさんの大家さんってところです。
さて、私はモロにTMネットワーク世代なもので。今回の事件はなんとも複雑と言うか、おもしろくない気分です。
私のi-podにはTMの曲が今でも数え切れんほど入ってるし、TMが無かったら自分が音楽にかかわることもなかったかもしれん。
TM以後のプロデュース作品は、私としてはまーーったくどうでもいいんだけど。
やはり同じことを考えるんです。彼はなにをやりたかったんだろう?って。
音楽がやりたかっただけのはず。それがビジネスになって、おかしいことになって。
「売れないバンド」こそが純粋で居られるかってーと、それは話のすり替えだと思う。
プロデューサー時代は特に、海外の新しいシーンに真っ先に目をつける先物師?的な印象があって。時代を読む嗅覚は最高なんだろうけど、あんまり良い気はしなかったかな。
今回の事件で、成功した人の没落を叩くムードはいただけないけど。
結局私にとっては、小室氏はミュージシャン。プレイヤーなんですよね。
そもそも著作権、ってものが売り買いされるのは気分の良いものではないです。
ボウイのベスト版とか、未だに売りまくってるもんなー。
Posted by ギブソン
at 2008年11月06日 16:44

古川やんちゃさま
お久しぶりです。ブログを見ていてくれて感謝します。でも、ほんと、小室氏がお金に困るなんていう状況を、誰が予想しただろうか?と、ゆうことでしょうか。俺は、しかし、奮起を期待していますよ。
ギブソンさま
あなたが誰かはわかります。そのせつは、いろいろと、例の件でありがとうございましたね。自分が指示したアーティストが、ヘンなことになるのは、いい気持ちじゃないですよね。
俺も以前、ポールマッカートニーが逮捕された時、「なんだよ!ポール」って思いましたもん。
お久しぶりです。ブログを見ていてくれて感謝します。でも、ほんと、小室氏がお金に困るなんていう状況を、誰が予想しただろうか?と、ゆうことでしょうか。俺は、しかし、奮起を期待していますよ。
ギブソンさま
あなたが誰かはわかります。そのせつは、いろいろと、例の件でありがとうございましたね。自分が指示したアーティストが、ヘンなことになるのは、いい気持ちじゃないですよね。
俺も以前、ポールマッカートニーが逮捕された時、「なんだよ!ポール」って思いましたもん。
Posted by narihara at 2008年11月07日 12:18
どうもナリハラさん、ゴブサタしておりました。伝わって良かったぁ。
相変わらずご活躍のようでなによりです。
私の方はと言えば・・・・こんな調子です(汗)
久々の話題がこんなネタで残念でしたが、
ブログは拝見してますし、変わらず応援しておりますので。
相変わらずご活躍のようでなによりです。
私の方はと言えば・・・・こんな調子です(汗)
久々の話題がこんなネタで残念でしたが、
ブログは拝見してますし、変わらず応援しておりますので。
Posted by ギブソン
at 2008年11月08日 23:06

ギブソンさま
ありがとうございます。ライブ会場でお会いできるといいですね。
ありがとうございます。ライブ会場でお会いできるといいですね。
Posted by narihara at 2008年11月10日 08:55