PROJECT of PASSPORT

よく思いませんか？
ミスユニバースを見ながら、「えっ？パナマの子より、ポルトガルの子のほうが、きれいなのに、なぜ？パナマが一番って？」バンドコンテストを見ながら、「えっ？なんで、このバンドが優勝なの？あっちのほうがインパクトあるのに」
絵画コンクールにて、「えっ？、なんで、この絵が一番じゃないの？優勝は、こっち？うっそ～。どこがいいの？この絵・・・」
などなど。
文化的一番を決める時、その審査員の感性が、大きくかかわる。
これが、スポーツだと、けっこうはっきりする。
４対5で、勝ち・・・・みたいなもんで。
しかし、ＮＯ1の美人を決めたり、ＮＯ1の音楽を決めたり、ＮＯ1の絵を決める時、それを選ぶ人が「良い」と言えば、優勝だし、「ダメ」と言えば、落選になる。
選ぶ側の好みが最優先される。
だから、その光景をを見ながら、「いや、こっちでしょう・・」と、つぶやいたところで、なんともならないわけです。






話を戻しますが、ミスユニバースクラスになると、誰が１番になってもおかしくない。
１番と３０番の差がないって言うか、決められないって言うか、決める必要があるのか？って言うか。
「・・いいじゃん、みんなきれいなんだから、全員優勝！・・」
なんてわけにはいかないところに、優勝者や準優勝者の、ステイタスが発生する。
「・・・激戦の中を、私は勝ち抜いたのよ・・」と。
確かに、決めなきゃならない事柄なんだろうけど、素人から見て、差はない。
あるのは、審査員たちの好み。
そんな気がする・・・。





さて、今、卒業まじかの学生諸君は、就職活動に躍起になっていることでしょう。
「１０社受けて、全部だめ・・」みたいなことを聞く。
狭き門なんだから、選ばれない確率は高い。
面接で、いや～な面接担当者に、「・・・うちに入ったとして、やってけるの？おたくの能力で？・・」と、言われ、「・・ばっかやろ、こいつ・・」と、思いながらも我慢し、「・・・はい、精一杯がんばります！・・」と、答えるも、「・・・みんな、そういうんだよね～。がんばるがんばるって。聞き飽きちゃってさ、そおゆうの・・・」などと返され、こぶしを握り締め我慢する。
これが、こっちから、会社を選べる時代だったら、「・・てめ～よ、気合い入れて面接官やれよ、ボケ！・・」と、言えるんだけど、今の時代はそうはいかない。
いくら、落ちても、落胆しないでほしいね。
そおゆう時代ってことなんだから。



この時代に、選ばれる側にいるってことは、そりゃ大変でしょう。
ぜひ、打たれ強くなってほしいです。
がんばれ、若者。










ＢＹナリハラ