PROJECT of PASSPORT

１０日金曜日の夜、ビートルーズコーラス特訓と、銘打ち、小坂合宿に行ってきました。
合宿？じゃないか？・・・・。
まあ、気分は合宿みたいなもんです。
いつも、高山で練習するため、小坂在住の加藤ひでに通ってもらうわけです。
で、『まあ、たまには、そっち行きますよ・・』ってなことで、小坂合宿決定です。
『・・ギター弾いて歌える場所と、終わった後の飲み屋のキープ頼む・・』と、言うのも条件です。
小坂在住の加藤ひでは、地元の理を生かして、練習場所と飲み屋を、押さえたわけです。





18：50頃のＪＲで小坂へ。
高山ステイションで、ノーズ松井君と待ち合わせ。
なんか、ギター持って、駅にいると、売れないフォークミュージシャンになった気分です。






『渚駅』を通過する頃の松井君のお話。
・・・１９７６年、当時１４歳。自宅にホームステイしていた外国人の関係で、名古屋の１５歳の女の子と知り合う。その子はショートカットで色黒で、都会の香りがする女の子だった。なぜか、ビートルズのアルバムリボルバーを録音したカセットをくれた。記憶がほとんどないけれど、その子の名前は、『渚』だった・・・・。


『渚を探そう！』と、俺が言うと、松井君は、なぜか鼻をかんだ。


小坂はしんとしていた・・・。



加藤ひでが連れて行った場所は、彼の隠れ家的仕事部屋？
とにかく、『北の国から』の、ゴローさんが出てきそうな、部屋だった。
『・・じゅん！ほたる！・・・・』って感じです。
富良野です。

マキストーブを炊き、ギターのチューニングをし、さあさあ、って感じです。









で、練習終わりに、加藤ひでに連れて行かれたのが、駅前の居酒屋さんです。
すごく、風情があります。
昭和が息づいています。






なんでも、加藤ヒデが言うには、『・・小坂は、昔から、電波に恵まれた街であり、ＺＩＰＦＭやＦＭ愛知が、普通にキャッチできた。テレビも、岐阜放送が映らず、テレビ愛知が映った。言うなれば、ＺＩＰタウンです。・・』
高山市は、昔、ＦＭ波なんて、ＮＨＫしか入らなかったよね。
マジか？小坂。
あなどれない町だ。






ＪＲ最終は、23：50頃。
駅には雪が、しんしんと降り、プラットホームは寒く、誰もいない。
そう、まるで、八代亜紀＆高倉健。
淋しさ、孤独、涙、ため息・・・・、そんなものが、小坂ステイションプラットホームには、息づいていた。




そうそう、汽車通学にあこがれていたんですよ。
汽車通ってかっこよくない？なんか。


次回は、古川、神岡あたりを攻めたいです。









ＢＹナリハラ