PROJECT of PASSPORT

俺は、次産まれるとしたら、海沿いの街に産まれたい。
これほど、年がら年中、四方山に囲まれ、大きな川もしくは湖でもあればいいけど、ぜいぜい宮川の鯉を見つめる生活は、長年やってると、飽きてくる。
さすがに、ちょいと飽きる。
かと言って、すべてを捨て、海沿いの街に、生活の拠点を移すとなると、リスクが高い。
仕事はどうする？
親戚や墓はどうする？
PROJECT of PASSPORT はどうする？
などなど。
だから、想像して楽しむ。
こんな、真冬に、少しだけ日差しが差し込む日などは、次の人生を想像するのは、いいことだ。






さて、場所は？
日本ならば、九十九里か湘南かな。
湘南には、何年か前、４日ほど滞在したことがあって、レンタサイクルで、ほうぼうまわった。
５月だったんで、初夏の気候で、すんごくリラックスできた。
ミーハーと言われるかもしれないけど、ウオークマンで「サザンオールスターズ」を聴いた。
やっぱり、合うんだよな、サザン。
江ノ島で食べた、サザエのつぼ焼き、刺身、貝類の味噌汁、最高でした。
鎌倉の大仏の敷地内に入った瞬間、なぜか？睡魔に襲われ、ベンチで昼寝。
「えぼし岩ってのは、こんな感じなんだ・・」と、思ったり・・。
「う～みよ～、ひろいうみよ～・・」と、加山雄三が歌う気持ちがわかりました。




もし、海沿いの街に住むならば、仕事は『海の家』がいいな。
掃除したり、買出し行ったり、焼きそば焼いたり、魚釣ったり、バーベキューの準備したり、花火上げたり・・・。
Ｔシャツと、ハーフパンツと、ゴムぞうりで。
海の家のＢＧＭは、もちろんしきる。
やっぱり・・・『ビーチボーイズ』だろうな。
うんうん、ＢＧＭはさわやかなほうがいい。
ＡＯＲの名曲を・・・エアサプライ、クリストファークロス・・・も、かる～くていい。
やがて、秋になり、海の家がシーズンオフになると、そうだな？地元の漁師さんの助手になり、漁船に乗る。
「こら！さっさと、網引け！・・・」と、怒鳴られ、「ハイ、ただいまやります！」と、前向きに答える。
捕れた魚を、自分でさばき、ごはんのおかずにする。
行きつけの店も２~３件つくる。
夜は、そこに行き、顔なじみと、どうでもいい話をして、スクリーンに映る「ビックウエンズデイ」を見上げ、ビールを飲む。





常に波の音は聞こえ、南からの風が吹く。
潮の香りもたちこめる・・・。


いいよな・・・・海沿いの生活。



まあ、たぶん、２~３ヶ月で、飽きるかもしれないけど・・・。


ないものねだりなのでしょうね・・・・・たぶん。



そうそう、バンドはやるか？
うん、バンドはやりたいね。
みんな、アロハシャツ着てさ、ハワイアンと、パンクの融合みたいなのを一発。
海の家の、ディナータイムで、プレイする。
たぶん、ひくだろうな・・・・・お客さん・・・・。


ＳＥＡ　ＳＩＤＥ　ＬＩＦＥを、想像しつつ、四方の山々を見つめる、今日この頃です・・・。









ＢＹナリハラ