2009年04月28日
松田聖子的生き方の美学
好きか嫌いかで言ったら、もちろん好きですよ。
むちゃくちゃ好きでもないんだけど、特に初期の作品は、POPが溢れているしね。
良質のPOPSONGを彼女が歌うことによって、その曲は完成し、時代をリードした。
アイドルからアーティストへ。
聖子ちゃんから、SEIKOへ・・・。
彼女は、この先、どこへいくのだろうか?と、TV見るたびに思ってしまいます。
とにかく、ほんとに、すごい。
「赤いスイートピー」「スウィートメモリーズ」が、お気に入りです。
♪春色の汽車に乗って~・・・。
♪なつかしい、痛みだわ~・・・・。
まさに、この2曲は、女の子が女性に進化して行く過程を、浮き彫りにした名曲だろう。
「・・・聖子ちゃん、やっちゃったんだ・・・」なんて、思ったね、当時。
この、2曲に関しては、シングル買いました。
カラオケで、もしも、女の子に「何か歌ってほしい曲は?」と、たずねられたら、「赤いスイートピーかスウィートメモリーズのどっちかで頼む・・・」なんて、言うでしょうね。
女性の恋愛観も彼女がリードしてきたといっても過言ではない。
1980年、山口百恵さんが結婚引退後、家庭に入り、奥さんとしてお母さんとして、今現在まで、メディアに出ないのは、昭和世代の方々にとっては、すばらしいポリシーであり、良妻賢母という言葉がぴったりの生き方だ。
それを、いまだに貫いているのは、なかなかできない。
いろんな、番組からオファーが、たくさんきているだろうに、結婚した時のポリシーを貫く。
百恵さんにかわって登場した聖子ちゃんは?
ヒロミ郷との恋愛、神田正樹との結婚、ジェフくんとの不倫、ジェフくんの暴露本、なんだったけ?外人ダンサーとの関係、セミヌード写真、離婚、歯医者さんとの「ビビビッってきました」って感じで結婚、そして離婚、娘さやかちゃんのデビュー、昔の彼のヒロミ郷との、CD競演・・・・など、感性のおもむくままに、自由に、ラブストーリーを奏でる。
もちろん、マスコミにとっては、「格好のネタ」となり、そのたびに、梨本をはじめ、銀蠅たちがよってたかる。
しかし、彼女は強かった。
むしろ、後半は、それを武器にした感さえある。
「CMの一環として、芸能レポーターに追われる・・」的な、戦略?
それが、正解か?不正解か?っていう問題じゃなく、松田聖子さんは、自分の思ったとおりの道を歩き続けている。
そりゃ、もちろん人間ですから、一人のときは、呼吸するのでさえつらくなったり、時には嗚咽(おえつ)することだってあっただろうに・・・。
立派です。
80年代90年代と、その生き方が女性に支持されたために、女性は男性の1歩後を歩かなくなった。
いや、ひょっとして、1歩前をあるかなきゃ、プライドが許さない女性もたくさん増えた。
あと、ディーバ達の恋愛がオープンになった。
あゆ、や、こうだくみ、なんかでもいたってオープンだ。
これは、90年代に松田聖子さんが、築き上げた、「スターだっていろいろある・・」という、道筋だろうね。
例えば、ジェフくんとの浮気がばれた時、多くの女性は「結婚しているのにそんなことしちゃダメ・・」って言うんじゃなくて「いいなあ・・・、私も、イケメン外人に抱かれたい・・」という、肯定論が多数をしめる。
これは、良い悪いじゃなくて、彼女はほんと素直な人なんだろうね。
「昔は昔、今の私はこう思う」的な、チェンジ思考。
これからも、がんばってほしいです・・・マジで・・・。
そうそう、元夫の神田さん、彼女との生活はずいぶんと疲れただろうな。
まあ、年のせいもあるんだけど、離婚後の神田さん、なんか、生気が薄い感じがするけど・・・。
「お疲れ様でした」と言って、酒でも注ぎたいです。
彼女がデビューした頃、ヤンキーの兄ちゃんが「聖子ちゃんは、久留米(出身地)じゃ、バリバリヤンキーで、ズベ公だったんだぜ・・・」と、根も葉もない噂を言ってたけど、俺の中の松田聖子さんはいつまでも、「赤いスイートピー」&「スウィートメモリーズ」です。
マジで良い曲やよ・・・・聞いてみ・・・・。
http://stylish.hida-ch.com/
BYナリハラ
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Posted by PSPスタッフ at 11:11│Comments(0)