東京ラブストーリー
1991年だったかな?
時代はバブル末期。
何はともあれ、いい時代だった。
なんていうんだろ?生活するのがなんとなく楽しいっていうか、『
ひょっとしたら明日、素敵なことが待っているかもしれない・・・』っていうか。
そんな時代だったかな。
1988年あたりから、フジTVは
『W浅野』を起用したドラマ
、『抱きしめたい』を見事にヒットさせ、属に言うところの『月9』を確立させ、視聴者は
『トレンディドラマ』と言った。
決して、生活感を漂わすことなく、いつも部屋はかたずいていて、昨日とは違う服を着こなし、オシャレな店で聞いたことがないお酒を嗜め、シティーホテルの最上階で程よくSEXするみたいな・・・・。
君ら、給料いくらなんだい?みたいな・・・。
トレンディ・・・・・。
このトレンディドラマの頂点を極めたのが
『東京ラブストーリー』だ!
もちろん、いつものように、俺の独断と偏見によるけどね。
まあ、いいじゃん。
織田裕二 鈴木保奈美主演。
愛媛から上京し、スポーツ用品メーカーに就職した
「カンチ」こと織田裕二と、同じ会社に勤務する
「リカ」こと鈴木保奈美の、ラブストーリー・・・。
主題歌は
小田和正「ラブストーリーは突然に」。
何年前?17年?・・・・早いね~年月。
俺、放送分は見なかった。
まあ、初回見逃したからって言うのもあったけど、「どうせ、好きだ嫌いだっていうラブストーリーでしょ・・・」という、気持ちもあり、見なかった。
しかしまわりの、「すごくおもしろいよ」「えっ、見てないの?」「最終回どうなるんだろ」的な発言が気になってしかたがなく、ビデオレンタル解禁と同時にレンタル。
1年遅れの「東京ラブストーリー」
はまったね~。
最後6話は、一晩で見たもんな。
そういえば、「カンチ仕様」の白色のコートも買ったっけ・・・。
その後もいくつもトレンディドラマは生まれたけど、これが一番のような気がする・・・私感ですが・・・。
で、
今こそ、こうゆうドラマがあるべきだと思う。
なんで?
それはですね・・・。
主たる視聴者になる、若い世代、小、中、高校生、大学生などが、
社会に対して夢を持てるからです。
「僕も、私も、会社に就職したら、あんなふうに、仕事に恋に、人生を謳歌したい・・・」と、思わないかな?
もちろん、それはイメージの世界であって、実際は厳しく、お金もなく・・・だけど、まずは『カッコから』入るのは、決して悪いことじゃない。
政府がいろいろと打ち出す
「政策」も、もちろん大事だけど、マスコミタイアップで
、『働くって楽しそう』と思わせないと、この国はずるずる行っちゃうよ。
あそうさんでもおざわさんでもいいからさ、そこらへんも考えるべきじゃないかね?
所詮、時代を動かすのは『若い世代』なんだからね。
と、まあ、偉そうなことを書きながら、結局は俺が見たいんだけどね。
極上の『トレンディドラマ』をね。
頼むよ!フジ&TBS&日テレ!
BYナリハラ