2008年07月14日
佐野元春『SOMEDAY』
1982年は、とある方向が示された年だ。
もちろん、当時のヤングジェネレーションを中心にだけど、明らかに「この方向で行こう」と思い「こおゆうライフスタイルで生活しよう」と、意識を決定ずけたミュージシャンがいた。
佐野元春である。
彼が1982年に出したアルバム「SOMEDEY」によって、少年たちはヤンキーを卒業した。
パンチパーマをやめ、ど派手なアロハシャツからボタンダウンのストライプシャツへ、白のエナメルの靴からコンバーススニーカーに履き替え、『狂気乱舞!』というステッカーを車からむしり、かわりに「EASYTIME」のステッカーを貼った。
「ポパイ」「ホットドック」などの、男性ファッション誌を読み、目が悪くないのに、くろぶちのメガネをかけ、秋ともなればセーターを肩にかけ、ブラックコーヒーを飲みながら、ギリシャ神話の一説を語るような・・・・。
THEライフスタイル・・・・そう、まさに、ちょいオシャレなライフスタイル。
この、ちょいオシャレなライフスタイルの原動力になったのは、佐野元春であると俺は信じてやまない。
実際のところ、俺もそうだったもん。
俺そのころ、自分の車は持っており(トヨタカリーナ、S49式)、名古屋方面のヤンキー君とまあまあ仲良くなり、そいつらの車に乗ったり俺の車に乗せたりしてたんだけどさ、相変らず、加速がどうの・・・とか、シンナーはAクラスじゃないと酔えない・・・とか、あそこの喫茶店のお姉ちゃんを車に連れ込もうぜ・・とか、そんな話ばっかりで、BGMはアラベスクや横浜銀蠅・・・・・。
最初はもちろん楽しかったけど、「いや、違う・・・俺はこいつらほど馬鹿じゃない・・・」と、思い始め、佐野元春の「SOMEDEY」をきっかけに卒業、もちろんはったりで、そいつらに「デリケートな女の子ほど、地球の重力に関心があるんだぜ・・・」などと言ったら、そいつらポカンとしてたけな。
何はともあれ、『SOMEDAY』というアルバムがもたらした効果は大きかった。
車でこれを聞きながら、街並みをドライブしているだけで、幸せな気分になれた。
アルバムの中に、随所に登場する、サックスの音色も、洗練された「オシャレさ」をかもち出していた。
ある評論家が「和製ブルーススプリングスティーン」と、評していたけど、俺も「まさにその通り!」と思ったね。
佐野元春にとって SOMEDAYは3枚目のアルバムで、前の2枚も実はすごくいい!デビューアルバムに収録されている「なさけない週末」っていうバラードや、2枚目のアルバムタイトルにもなった「ハートビート」なんて、俺いまだに鳥肌たつよ。
しかもやっぱ、車の中で夜中の一本道で聞くと、よりのめりこんでしまう。
さっきも話した、ヤンキー車で、佐野元春のカセットをかけた事がある。
「ちょっと、聞いてみ、これいいよ」とか言ってさ。
でも彼ら「こんなのロッケンロールじゃねえ・・」とか言ってたっけな。
このころ、彼のよさを話し合える友達は、まわりにいなかった。
だから、今、そのころの思いも込めて、このブログを書いてます。
SOMEDEY・・・いつかきっと・・・・・。
いい歌なんだよな・・・・。
NEXTLIVE
とはいいながらも、次回のライブは、「そのてのライブ」です。
もちろん、「そのて」も、大好きです。
BYナリハラ
Posted by PSPスタッフ at 10:38│Comments(2)│TrackBack(0)
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この記事へのコメント
はじめまして
SOMEDAYジャケに釣られて訪問★
気がつけば、元春歴21年のOldユーザー………
ってか、LPですか!?
SOMEDAYジャケに釣られて訪問★
気がつけば、元春歴21年のOldユーザー………
ってか、LPですか!?
Posted by coffeesora
at 2008年07月14日 11:15
at 2008年07月14日 11:15coffeesora様
はじめまして。カキコありがとうございます。まず、LPは持っていますが、これはCDです。この頃の彼はキレまくっていまいたよね。今は、正直、ボーカル的にも、曲作り的にも、「う~ん」と思ってしまいますが・・・。彼みたいなミュージシャン出ないかな?って、思ってます。
はじめまして。カキコありがとうございます。まず、LPは持っていますが、これはCDです。この頃の彼はキレまくっていまいたよね。今は、正直、ボーカル的にも、曲作り的にも、「う~ん」と思ってしまいますが・・・。彼みたいなミュージシャン出ないかな?って、思ってます。
Posted by narihara at 2008年07月14日 11:48



